彼女のケータイを見てしまう病のある青年
ある男の子。仮にA君としましょう。A君は自称「女運が悪い男」でした。確かに彼が付き合ってきた女性は、「普通」ではなかったのでした。まず、浮気をしていたというケースもありました。しかも「四股」です。デートで遅刻してきたり、やけに疲れていたりすることはありました。しかし、仕事が忙しいのかなぁ、くらいに考えていました。
しかし、A君の名前を呼び間違えるという事態が起こります。「ごめん、弟の名前で呼んじゃった」なんてことを言われたら信じてあげるしかありません。しかし、事態はさらに悪化。「え?そんなこと話してなくね?」という話を振ってきたのでした。「ねぇ、このまえ話した犬のことだけどさ」A君は意味がわかりません。「浮気してるか、過労で頭がおかしくなってるかどっちかだな」そう判断したA君は彼女のケータイを「捜査」して浮気発覚となったのでした。
彼女が風俗嬢だった、というケースもありました。やけに金を持っていて、服も十万円くらい衝動買いしたり、変な子でした。それもケータイを「捜査」して発覚。よく電話をしているところをインターネットで調べてみたら某風俗店だったのでした。だから、ベッドの上ではあんなに過激なことも平気でしたのか、と傷つきながらも納得したA君。
こうなるとA君は彼女のケータイを見てみないと安心して付き合えないのでした。次にできた彼女はとてもいい子でした。料理は得意ですし、A君にすごく尽くしてくれます。気遣いもできて、初めてA君は幸せだと思ったのでした。しかし、苦い経験を踏んできたA君。やはり彼女のケータイを捜査しないと心からは安心できないのでした。
彼女がお風呂に入っているとき、彼は彼女のケータイをチェックしたのでした。いつも心の中で彼はこう言っています。「ごめんな、人としてこれはやっちゃいけないよな。でも、ごめんな」。彼女のケータイに異常はありませんでした。しかし、不審な電話がA君にかかってきたのです。「おたく、うちの妻とどういう関係なんだ?」なんと彼女は人妻だったのでした。